ベニーちゃんの生きていた姿を残すプロジェクトがスタートしました
昨年(2024年)7月、和歌山城公園動物園で飼育されていたツキノワグマのベニーちゃんが亡くなりました。
私たち市民にとって、動物園を象徴する存在であり、かけがえのないベニーちゃんが生きていた姿を残したいと思い、和歌山市と協議を重ね、ベニーちゃんの遺骸を譲与いただき、このプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトでは、ベニーちゃんのはく製および骨格標本を製作し、適切に保管・展示が可能な施設へ寄贈することを目指しています。
市民にとって大切なベニーちゃんを残すことに加え、動物園という博物館として「ツキノワグマ」という種の資料を残すことも学術的に重要であると考えています。
※和歌山城公園動物園は法の定める「博物館」ではありませんが、自然史資料、動植物など、資料の種類に関わらず、資料の収集・保管(育成)、展示、資料についての調査研究、教育普及活動やレクリエーションに資するために必要な事業等を行う施設として学術に寄与することも大切だと考えています。
プロジェクト第1弾として募金箱を設置しました
プロジェクトの活動資金は自分たちが負担するのはもちろんですが、クラウドファンディング等で支援をお願いする予定です。それに先駆け2024年12月27日、和歌山城公園動物園内に募金箱を設置しています。
募金箱は動物園開園時間中であれば、どなたでも寄付いただけます。